ライトノベルの読み方

ふと思いついた企画。他人の話なんて聞いていない、自分個人の主観ですので読み流し推奨ですよ。
とりあえず、悪い点にはよほど耐え切れないもの以外は目を瞑る。
世に数多あるライト小説、その大半が悪いところだらけです*1。悪いところだけに目を向けて「悪い!」って断じてるような書評サイトを偶に見かけますが、悪いところだけ取り上げるようなことはせずに、最低でもバランスは見ような、ってな話です*2
ただし、商業出版されてるんだから、どんな本でも最低でも一箇所くらいは輝きを持っているはずです。その点を見つけ出して、その良い点を作品評価の基本点にする。後は悪い点を減点方式で採点してみれば、ある程度一定の成績評価法になります。
その時の評価点で、自分が何を重視して本を選ぶのかとかも見えてきたりします。自分の場合だと『設定>物語>人物>文章>構成』みたいな感じのようです。まあ必ずしもこの限りってわけでもないんですけど(これで言ったら『されど罪人は竜と踊る』とか、もっと好きになれるはずだし)、参考程度には出来ます。
とりあえず基本的にここでは良かったものしか取り上げないようにしてます*3
名前出してる時点で(そこそこ良かった)って評価を下している場合がほとんどです。
で、ライトノベルの読み方が主題だったはず。
めんどくさいし眠いのでまとめに入ると、依然としてライトノベル界全体のレベルは低いと思います。年間3桁読んでる人なら、所謂「地雷」を踏んでしまう率も、ネットでの情報収集とかをしていない限り高いでしょうし。
そんな中で悪い点を貶すよりも、良い点を誉めたほうがまだ、まだ優秀な人材、スペシャリストが出てくる率も上がるんじゃねえかなあ。とか、そんなことが言いたかったはずです。読者のほうの意識が変われば、作家や編集者側もそのうち変わってくるんじゃないかと。まあそんな感じで。

*1:飽くまで主観話ですよ。僕個人の経験談です。

*2:こんな悪書に金払う人が一人でも減るように、みたいな配慮でやってる人も居るのかもしれないけど

*3:今年の元日みたいな企画物の時はこの限りにあらず