村上かつら短編集1*12

ピンポンと編集王ぼくんち目当てでスピリッツを買っていた中学一年生のころ、村上かつらと出会ったわけで。気づけばあれから7年も経っちまってるわけで、なんだか笑けてくるな。
微かな記憶に残っているのは今回収録されてないけど、おんぼろ長屋の押入れから隣りの家の姉ちゃんがペディキュア塗ってるのを覗いてるような話で、そのシーンがえらい心に残ってるんだけどなんでなんだろうなあ。
この短編集を呼んで再確認したのはこの作家の短編がすごい好きだということ。サユリもCUEも悪くは無いけど何かが違う。何が違うのかはまだ答えられないから、まだしばらくは村上かつらについていけると思う。