「素朴な疑問」をはぐらかし続けたオシム監督

http://www.yukan-fuji.com/archives/2006/11/post_7662.html
一部で話題の夕刊フジ久保武司記者の「KUBOログ」からですが。
僕の目には「汚れ役」を日本一巧くこなせるFW、それが巻誠一郎だというオシム監督の評価しか読み取れなかったんですが、久保さんは一体どう受け取ったんでしょうか。まさか前線からの守備などいらない、FWはゴールだけ決めてれば良いとかいう考えなのでしょうか。だったらサッカーに対する考えが僕とは根本部分で違うんですね。
僕のサッカー観を簡単に言ってみれば「誰が得点しようが、それこそオウンゴールだろうが1点は1点。敵より多く得点すること、敵より少ない失点に抑えること。どちらも勝つためには必要であり、重要だ」ということです。これに基づいてオシム氏の発言を読めば、巻は最前線から積極的に守備を行い、相手の攻撃を未然に防ぐことにより、チームの勝利に貢献している選手だという風に見て取れます。
数字で表せば、3点取っても4点取られれば得失点差は-1、1点しか取れなかったけれど0点に抑えれば得失点差は+1。後者の方が良いのは数字に表れてます。僕が言いたいことは、そういうことです。