さいどくちゅ〜

とりあえずまだ三冊しか出ていない現状から、AHEADのみで考えることが難しいので
「都市シリーズから考えるAHEADシリーズ」をやってみんとす。
 
「歩法」について。
概念を使わず、相手の知覚を脱して接近する術。ということですが、都市でこれに順ずるようなものを探せば倫敦の「言影化」、大阪の「舞闘」が思い浮かびます。
言影化を簡単に言えば表記しないことによって、存在はするが存在を無視される、という現象のことです。
ただ、言影化はその効果を特定個人に限定するなどといった描写が無いので違うかな、と。
舞闘は、神器の音楽を体の動きに直したものです。
一言で言えば「特殊な体術」なわけで、P184の「工夫を込めた体術」に通じるかと。


ただ、不意打ちなど歩法使用者の知覚を上回る早さでの行動には対応できないようなので「奏音の領域」的な考え方も出来ますなあ。
その考えの上で物語を大阪をベースに、主人公を鹿島にと考えれば
「鹿島=勝意=騒音の領主」で勝意VS久秀のイメージから
歩法の上を行ったのも納得できると言うか。




メモ。
「ディアナ」は「ダイアナ(=ローマ神話の月の女神)」と同じスペル(Diana)で、確かヘイゼルさんの母親も同じ名前ですね(母猫)。
キーワードが「五大頂」「月」「魔女」となると、関連がありそうなのは新伯林のリーリエ・テルメッツですか。
G機関五大頂の一人、強臓式奏琴「月夜」の使い手にして、『魔女』モイラ・テルメッツの姉。

そのうち続く。