「萌え」とは何ぞや。

つらつらと思いついたことをメモしてみようかと。いつか纏める日は来るのか。
考えてみれば随分と個人的、感覚的な言葉だよなー、と。
例えば『マリア様がみてる
この作品に僕個人としては全く萌えを感じない。(この作品の長所は登場人物が生きてることとその舞台設定だと思ってる)
それでもこの作品に対して「萌え」とか言ってる人がいるわけで。そしてその「萌え」がヒットの一因にもなったのだろうし。
例えば『シスタープリンセス
「ある日突然、妹が12人できました」
これはこの一文を一笑に付して終わるものではないのでしょうか。
妹萌え」というのも実際に女兄弟居る身としては理解に苦しむところだしなあ。

ああ、萌えに必要なものは「妄想力」なのかもな。
実際を知っていると「妄想」出来ない(しづらい)。
自分の場合だと、「幼馴染萌え」は理解できる(女の幼馴染など居ない)。

ふと、「虚構に対して親和性が高い」っていうのは、「妄想力の強い人」とイコールに出来るんじゃないかなあ、と思ったり。
「虚構に対して親和性が高い」っていうのは斎藤環が挙げたヲタクの特徴だったかと思いますが。
ヲタにおける現実と虚構を繋ぐ橋は妄想なのではないかな、と。