ライトノベル・ファンパーティ

一般参加受付の時間も迫ってきているので、ここらでちゃんと一から説明しておきましょうか。といっても協賛サイトとしてわりと遠巻きに眺めてただけなんで事実誤認あるとは思いますが。その辺、突っ込んでいただければ改善いたします。
 
最近は出版業界において「ライトノベル評論本」ブームがあると思うのですが、そんなもんの波が一読者のもとには全く届いていなかった昨年の2月頃、まいじゃーの極楽トンボさんが「『このミス』的なもののライトノベル版誰かやらないかな」とかそんな感じの発言をし、それに対して白翁さん辺りが乗っかって始まったのが「WEB版 このライトノベルがすごい!」です。
で、これにネット上の有名サイトからうちみたいな無名サイトが群がるのはまだしも(それだって祭としては凄い規模だと思いますが)、書店が連動してフェアを行ったり、プロの作家先生方の本気のコラムが大量に掲載されたりしたわけです(久美先生の連載がほとんど同じ内容で出版されたのが良い例でしょうか)。
その後、先に挙げた評論本ブームが来て「このライトノベルがすごい!」の名称はネタ元である「このミステリーがすごい!」の宝島社の使用が決定したため、パロディであるWEB版が身を引き、「ライトノベル・ファンパーティ」と名称を改めて今回の開催が決定されました。
ライトノベル・ファンパーティは、良作なのに今ひとつ日の光が当たっていない作品に参加者からの投票でもって日の目を見てもらうことを目的としたお祭りです。
彩雲国物語を僕が読み始めたのも思い返せば去年のこの企画があればこそでした。角川ビーンズという守備範囲外というか外野手がショート守るような居心地の悪さや違和を感じさせるレーベルなんですが、なんだろうが野球は面白いんだなということを認識させてくれるシリーズでした。例えが判り辛いように感じますが気にしません。
ただまあ、お祭りだからといって羽目を外してはいけませんよ。年度終わり年度始めの忙しい時期に縁の下の力持ち的に働いてくださっているスタッフさんへの感謝の気持ちを忘れずに、節度を持って楽しみましょう。パーティは楽しんでナンボです。