2004-10-08から1日間の記事一覧

電波的な彼女(片山憲太郎・山本ヤマト/スーパーダッシュ文庫)*10

これまた当りって言うかこういうのが最近読みたかった。 ただ、日常パートは良い出来だったけど、事件の犯人が80ページあたりでほぼ確定できるって言うのはどうかと思った。 あと、「両親の不和を取り持とうとして、家では凄く明るい子なのに学校なんかだと…

マリア様がみてる 特別でないただの一日(今野緒雪・ひびき玲音/コバルト文庫)*9

読む前はサブタイトルから「また余談か?」と不安になってたんですが、結果としては凄い良かったです。 読者的な最大の関心事である「妹争い」も、可南子のキャラにこの巻で厚みが出てきたし、祐巳も上級生らしさが増してきて、作中時間が一年経って、ちょう…