電波的な彼女(片山憲太郎・山本ヤマト/スーパーダッシュ文庫)*10

これまた当りって言うかこういうのが最近読みたかった。
ただ、日常パートは良い出来だったけど、事件の犯人が80ページあたりでほぼ確定できるって言うのはどうかと思った。
あと、「両親の不和を取り持とうとして、家では凄く明るい子なのに学校なんかだと反動で全く喋らない子になってしまう」とか、そんな事例が紹介されてる本が何だったのか解る人募集。いや、これの逆パターンかなあ、と思ったけどどの本で得た知識なのかサッパリ忘れてしまってたもので。
てな感じで、次巻は「えぐり魔」が相手でしょうかね。「GOTH」みたいな展開を目標として次々と主人公の周囲に現れる異常者たちとかなんとか。