マリア様がみてる 特別でないただの一日(今野緒雪・ひびき玲音/コバルト文庫)*9

読む前はサブタイトルから「また余談か?」と不安になってたんですが、結果としては凄い良かったです。
読者的な最大の関心事である「妹争い」も、可南子のキャラにこの巻で厚みが出てきたし、祐巳も上級生らしさが増してきて、作中時間が一年経って、ちょうど一巡した感じですかね。
これからにもまた期待。