『てくてくとぼく 旅立ちの歌』（枯野瑛・GOW／富士見ファンタジア文庫）*1 舞台は海が完全に干上がって砂の海が広がる惑星。 人々は過去の技術である“塔”が生み出す水や土を頼りに生きています。 地球の遠未来、科学技術が衰退し、天変地異まで起こったと考…

久々に読んだ本の感想でも。 この巻で内乱編が終了。次からは外敵やら来訪者やらとの絡みがメインになっていくのでしょう。 てか4巻まで進んで来訪者って言うSF要素が本筋にほとんど絡んできてないって凄いなあ。 思い返せば最近は宗教がらみのファンタジー…

都市シリーズが完結って表記されてるよ。……僕の楽しみ新倫敦はいずこ？ まあ、単純なミスでしょうが。 アニメイトでこれを購入してから喜久屋のほう寄ったんですが、その時の店員同士の会話 店員A「（完全読本を指しながら）これどう、面白かった？」 店員B…

『カオスレギオン01 聖双去来篇』（冲方丁・結賀さとる）*1 ウブカタ節炸裂。一冊の文庫で中編の後に長編が載ってます。不思議。 巻を重ねるごとに面白くなって行くなあ、というわけで 『カオスレギオン02 魔天行進篇』（冲方丁・結賀さとる）*2 新登場キャ…

ようやく1と0読んで、今01読んでるところです。そんな感じで感想。 『カオスレギオン 聖戦魔軍篇』（冲方丁・結賀さとる）*1 「ベルセ●ク？」って思いながら読んでました。その点さえ気にしなければ大丈夫。ライトノベルとしての出来はすごく良いです。 『カ…

以下、ネタバレ含みます。 前半を読んでいると、ライトノベルだなあ、という感想が浮かんできました。 一見落ちこぼれの主人公、でも実は凄い能力を持っていて……ていう設定はよくあるパターンですよねえ。 で、内容もボーイ・ミーツ・ガールに『超能力VS魔術…

24時間で3冊くらいなら、余裕を持っていけるものだね。 てなわけで感想。 第61魔法分隊(5)（伊都工平・水上カオリ）*1 人物関係を丁寧に描いていく、地に足付いた物語かと思っていたら、急に世界観の面でアクロバティックな展開に。ちょっとびっくり。 機械…

まいじゃーさん（http://maijar.org/）がまたなんか面白い事やってるなあ。 とりあえず感想。 このシリーズ、1巻で拒否反応出なければその後は安定して読んでられます。今回も同様です。 そんなところなので、「新刊出たのか」って人は買い。「読んでみよう…

米澤穂信好きなら間違いなく買いです。 米澤穂信知らない人も、とりあえず買いです。 今年読んだ中では一番のオススメ作品です。 てわけで感想。 「青春小説ミステリ仕立て」という分類が個人的にはしっくりきました。まあ、氏の作品は全部そんな感じですが…

清く正しくキャラクター小説って感じで、物語の背景世界よりガーゴイルや双葉たちの成長していく過程を重要視してる作品。 「家族」というのがテーマなんだろうけど、その中でパパとママの比重が軽めだったのは何故なのかな、と。 娘が誘拐されたのに、その…

陰陽ノ京を振り返ってみよう。 1巻からしてイラストの比重は他の電撃作品に比べて少ないけど（表紙と口絵のみ）、田島昭宇の描き出した雰囲気が作風にあっているのもあって全く気にならない。*1 それから1巻から2巻が出るまでにパラサイトムーンが3冊も出て…

物語が動いても、静かな雰囲気が消えないのがこの作品の特徴でしょうか。 1巻のあとがきでは物語に重点を置いて書いたようなことを言っていたけど、個人的にはこの雰囲気に浸りながら読むのがいいかな。

『空ノ鐘の響く惑星で』（渡瀬草一郎・電撃文庫） 『先輩とぼく』（沖田雅・電撃文庫） 読了。現在バッカーノ読んでる最中です。新キャラもすばらしい。 そんなわけで徒然感想。そんな突っ込んだ話もしませんが一応、ネタバレ注意ってことで。 『先輩とぼく…

「銀盤カレイドスコープ Vol.3 ペア・プログラム So Shy too-too princess」購入。既に読了です。 というわけで感想をつらつらと。 良くも悪くも完結した作品の続刊ということで、読み始める前は期待8割不安2割だったんですが、読み始めたらすぐに期待10割に…

昨年の新人評（★＝1 ☆＝0.5／5点満点） 「銀盤カレイドスコープ」（海原零／スーパーダッシュ文庫）★★★★☆ フィギュアスケートを題材に描かれた小説。幾つか注文点は残るものの文句は無い。「終わりのクロニクル」さえなければ俺内総合首位の座も狙えた1作。…

「大人は判ってくれない」（野火ノビタ／日本評論社） たった今読み終えたばかり。（読み終えてＰＣの電源入れてトイレ行ってネットに繋いで――） とりあえず、『やおい』に関して納得できる解説文を初めて読みました。 「なぜ男同士の情事を女性が好んで描き…

あー・・・・・・。特に何も無いね。とりあえず並列バイオの続編と粛正プラトニック連載版の文庫化希望。 ドラマガ全部実家に置いてきちまったもんで。ショットガン刑事も。

いろいろネタバレ含むかと。お気をつけあれ。 レッドドラゴンが出てきた当初に持っていた圧倒的な強さはどこへ？ これ以上続けるのもなんだかなあ、と思ってたところでの終了なのでそこはいいんだけど、やっぱり広げた風呂敷の大きさに比べたら仕舞い方が急…

銀盤カレイドスコープ（海原零／集英社スーパーダッシュ文庫） vol.1 (ISBN:4086301326) vol.2 (ISBN:4086301334)いや、もう。面白れえ。キーリ、バッカーノ！、涼宮ハルヒの憂鬱とか抑えてダントツで今年の新人Ｎｏ．１。 自然と浮かんできた比較対照が「ス…